焼き鳥のねぎまの由来とは?「ま」はマグロだった?名前の歴史を解説
焼き鳥屋で必ずといっていいほど注文される「ねぎま」。しかし、その名前の由来を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。今回はねぎま焼き鳥の由来を深掘りし、名前に隠された歴史をわかりやすく解説します。
—
「ねぎま」という名前の由来
「ねぎ」と「ま(間)」が語源
「ねぎま」の名前は、「ねぎ」と「ま(間)」を組み合わせた言葉が語源とされています。鶏肉と鶏肉の”間”にねぎを挟む串の構造を、そのまま名前にしたものです。シンプルながらも的確な命名といえます。
江戸時代の料理「葱鮪鍋」との関係
実は「ねぎま」という言葉は、焼き鳥よりも古い歴史を持ちます。江戸時代には「葱鮪鍋(ねぎまなべ)」と呼ばれる料理が庶民に親しまれていました。これはねぎとマグロ(鮪)を煮込んだ鍋料理で、「ねぎ」+「ま(鮪)」が語源です。現在の焼き鳥のねぎまとは異なる料理ですが、「ねぎま」という言葉のルーツのひとつとして知られています。
—

焼き鳥としての「ねぎま」の歴史
鶏肉とねぎを交互に刺すスタイルの起源
焼き鳥としてのねぎまが広まったのは、明治〜大正時代ごろとされています。屋台文化が発展する中で、鶏肉とねぎを交互に刺すスタイルが定着。ねぎの甘みと香りが鶏肉の旨みを引き立てることから、人気メニューへと成長しました。
—
ねぎまに使われるねぎの種類と役割
ねぎまには主に長ねぎ(白ねぎ)が使われます。加熱することで甘みが増し、鶏肉の脂をさっぱりとさせる効果があります。また、ねぎに含まれるアリシンには消臭・抗菌作用もあり、食材の組み合わせとして理にかなっています。
—
ねぎまが焼き鳥の定番メニューになった理由
ねぎまが定番化した理由は、味・コスト・見た目のバランスにあります。ねぎは安価で入手しやすく、鶏肉との相性も抜群。さらに串に刺した見た目の美しさも、人気を後押しした要因のひとつです。
—
地域によるねぎまの違い
地域によって使う部位やねぎの切り方に違いがあります。関東では鶏もも肉が主流ですが、関西では鶏むね肉を使う店も多く見られます。ねぎの切り方も斜め切りや輪切りなど、店ごとに個性が光ります。
—
まとめ:ねぎま焼き鳥の由来を知るともっと美味しい
ねぎま焼き鳥の由来は、江戸時代の食文化にまでさかのぼる奥深い歴史を持っています。次に焼き鳥屋でねぎまを注文するときは、その名前の由来を思い浮かべながら味わってみてください。きっとひと串がより特別に感じられるはずです。